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布マスクをつくること

<きっかけ>
2020年2月末頃。
その後こんなに深刻なマスク不足になるとは思ってもいない頃でしたが、いざというときに作れた方がいいかな、と気軽な気持ちでスタッフとともにマスクの試作をはじめました。
ちょうど良いことに、材料の「ダブルガーゼ」はいつも真綿商品の材料として手元にあり、はぎれもたくさんありました。動画やウェブ、実際の使い捨てマスクを参考にしながらつくった布マスクをつけたとき、そのつけ心地よさにびっくりしました!
もともと私自身マスクが苦手で長く着けているのが苦痛だったのですが、ガーゼのマスクは不織布特有の匂いも無いし、自分でゴムを調整すれば耳の痛さも軽減されます。何より使い捨てなくていいのは気持ちが楽でした。

その後、あっという間に世の中はマスク不足に。そして手作りマスクのブームに。最初は生徒さんたちと作る程度でしたが、欲しいという方や教えて欲しいと言う声もあり、材料がある分だけは、と材料(キット)の販売と製作もはじめました。

<材料の不足>
最初は手元にあったガーゼのはぎれを使用していましたが、在庫はあっという間につきました。3月にはいつも取り寄せている問屋さんからの入荷も無くなりました。
その後もキットの希望とマスクの注文に対応するために、国産のダブルガーゼを中心にネットで購入したり、織元から取り寄せたしてきました。
ゴムも然り。問屋からは仕入れられないのでネットで巻で購入したものを使用しています。

5月に入って材料は少しずつで回るようになってきた印象がありますが、以前の用に安定した供給が戻るのは秋になるとの話も聞いています。

<今後について>
緊急事態宣言は解除となりましたが、マスク着用の生活はまだしばらく続きそうです。そして今は夏マスクという課題。どんな素材が良いのか、型は?など、今後は時間をかけながらゆっくり比較検証していきたいと思います。材料についても、納得のいくものをきちんと選びながらそろえていきたいと考えています。経過はこちらのカテゴリにまとめていきますので、マスク手作りや購入の際の参考にしていただければ幸いです。

<製作にあたって>
「布マスク」って効果あるの?
そもそも「マスク」をつける意味はあるの?
この数ヶ月テレビでもネットでも世間話でも度々繰り返されている話題だと思います。

布マスクは感染予防について科学的な根拠は無く
あくまでも咳エチケット、ほこりよけ、乾燥予防等の目的でお使いいただく物と考えています。
詳しくは日本衛生材料工業連合会のHPをご覧下さい。

しかし政府の方針として示されているように、「咳エチケット」という観点からマスク着用は推奨されています。
マスクが無い場合はハンカチを口に当てるだけでも良いそうです。
今後、使い捨ての高性能マスクも手に入りやすくなれば、布マスクの役割はハンカチと同じ程度ということになりそうですね。
使い捨てマスクも布マスクも、季節やシーンによって上手に使い分けしていけたら良いのではないかと思います。

はんてん屋としては、今後マスクの製作とキットの提供をする際に、基本方針として以下の提案をしたいと思います。

・身体や環境への負担を少なくするため、素材は出来る限り天然素材(土に還る)を。
・マスクづくりを手作り(針しごと)を楽しむきっかけに。
・乾燥予防にはぜひ真綿入りのマスクがおすすめ!


*今後の状況によっては方針を変更する場合もありますのでご了承下さい。

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