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ゴムについて

マスクの着け心地の良さを左右するゴムも色々比較しました。
これ人によって好みが色々でした。

でも基本的には、ずれないギリギリまで緩くすれば耳への負担は少なくなります。結び目を耳の後ろからずらすのもポイントです。
夏は暑さとの兼ね合いもありますが…なるべく頬まで覆う大きさのものにすると、ゴムを使う分量が少ないので耳への負担も減ります。

耳の形状によって好みが違う事も判明。
耳が寝ているかたは特に平ゴムが好まれるようです。
眼鏡着用の方も。

ただし、この種類のゴムは洗濯を繰り返すと毛羽だったり伸びやすいものが多い気がするので商品には、2mmの丸ゴムを結び方で工夫をして使っています。

よくアクセサリーなどでも使われる、長さを調整できる結び方(名称はわかりません^^;)


結び目を持って片方ずつ引くと長さの調整ができるんです。
気になる場合は結び目はゴム通し中へ引き入れます。


洗濯すると布もゴムも縮んで一時的にきつくなった時や、今日は頭痛がするからゆる~くしたい、という時にいちいち解かなくても調整ができます。

この結び方だと紐でも調整ができるのでゴムが本当に苦手な方にもおすすめします。

素材について

マスクの布選びで大事なことは、口や肌に直接触れる物なので「肌触り」と吐く息で湿気が籠るので「通気性」が良い事だと思います。

その点で、昔から使われている木綿のガーゼ素材はマスクに適しています。中でもダブルやトリプルなど、予め重ねて織られているガーゼは何重にも布を重ねずに済むので便利です。
マスクづくりの主流となっているダブルガーゼですが、糸の太さや織りによってかなり違いがあります。
目が粗いほど通気性も良いので、乾きやすく夏向きかと思いますが、ガーゼのふわふわした感触が暑苦しく感じる、という意見もありました。
同じガーゼでも、季節によって選び方を変えてみるのも良いと思います。

また、手ぬぐいなどの晒で作る方も多いと思います。こちらも元々夏用の生地なので、吸湿と速乾にはすぐれていると思いますが通気性はガーゼに比べて悪いように思います。

感覚だけでは不十分と思い、素人なりに実験をしてみました(データの裏付けはありません)

数種類の布にドライヤーの風をあてて、向こうにあるティッシュの持ち上がり方を比較した物です。



上の段は左から しじら織り、手ぬぐい、綿紬
下の段はダブルガーゼ4種です。左2つは平織り、右2つは綾織り。

通気性だけではなく、晒の肌触りが良いという意見も多数ありましたので、あくまでも好みですね。
夏は晒し、冬はダブルガーゼの真綿入、など使い分け出来るのも手作りマスクの良いところです!

それぞれの織り、布の特徴についてはこちらのサイトがとてもわかりやすく説明されていて参考にさせていただいております。

マスクの型


現在、布マスクで主流になっているのはこの3種類。


  プリーツ型                  立体型           折り上げ型

それぞれ寸法や型で装着感の違いはありますが
男女役20名に実際に試着していただいた感想と

つくる側の主観的な意見です。ご参考までに…。

◯プリーツ型
・口元と布の間に空間が少ない。
・呼吸はしやすいが、会話は苦しい。
・ノーズワイヤーを入れるとフィットして眼鏡が曇りにくい。
・目の下に布があたり気になる。
・型紙は不要。上下を縫い、プリーツを寄せて両脇のゴム通しを縫う。簡単だが、プリーツの寄せ方にコツが要る。
・不織布のマスクでも一般的な型なので抵抗無く使える。
・布の場合、折山にステッチを入れるとプリーツがきれいに保てる。

◯立体型
・口元と布の間に空間が出来るので会話しやすい。
・カーブしているのでワイヤーが入れにくいが、ワイヤーがなくても顔にフィットしやすい。
・型紙を使うので初心者にもつくりやすい。
・目の下がすっきりする。
・中心の縫い目と上下にステッチをかけるとしっかりするが、ステッチ無しでふんわりした肌触りも良い。

◯折り上げ型(某大臣風)
・口元と布の間に空間が出来るので会話しやすい。
・化粧がつきにくい。
・ノーズワイヤーを入れる事でフィットし、眼鏡が曇りにくい。
・型紙は不要だが、折り上げる角度でサイズの調整が可能。
・型を保つにはやや張りのある生地が良い。


因みにかなり個人的な事ですが、、
鼻が低くてマスクが苦しいと感じる方には鼻先が高い型紙の立体型マスク(はんてん屋でも採用)がおすすめですが、特に暑いとき、時間が経つと湿気で形が崩れてきます。
そういうときは、折り上げ型にひと工夫すると呼吸が楽です。


この2箇所にノーズワイヤーを入れると、口との間に空間が確保できます。


布マスクをつくること

<きっかけ>
2020年2月末頃。
その後こんなに深刻なマスク不足になるとは思ってもいない頃でしたが、いざというときに作れた方がいいかな、と気軽な気持ちでスタッフとともにマスクの試作をはじめました。
ちょうど良いことに、材料の「ダブルガーゼ」はいつも真綿商品の材料として手元にあり、はぎれもたくさんありました。動画やウェブ、実際の使い捨てマスクを参考にしながらつくった布マスクをつけたとき、そのつけ心地よさにびっくりしました!
もともと私自身マスクが苦手で長く着けているのが苦痛だったのですが、ガーゼのマスクは不織布特有の匂いも無いし、自分でゴムを調整すれば耳の痛さも軽減されます。何より使い捨てなくていいのは気持ちが楽でした。

その後、あっという間に世の中はマスク不足に。そして手作りマスクのブームに。最初は生徒さんたちと作る程度でしたが、欲しいという方や教えて欲しいと言う声もあり、材料がある分だけは、と材料(キット)の販売と製作もはじめました。

<材料の不足>
最初は手元にあったガーゼのはぎれを使用していましたが、在庫はあっという間につきました。3月にはいつも取り寄せている問屋さんからの入荷も無くなりました。
その後もキットの希望とマスクの注文に対応するために、国産のダブルガーゼを中心にネットで購入したり、織元から取り寄せたしてきました。
ゴムも然り。問屋からは仕入れられないのでネットで巻で購入したものを使用しています。

5月に入って材料は少しずつで回るようになってきた印象がありますが、以前の用に安定した供給が戻るのは秋になるとの話も聞いています。

<今後について>
緊急事態宣言は解除となりましたが、マスク着用の生活はまだしばらく続きそうです。そして今は夏マスクという課題。どんな素材が良いのか、型は?など、今後は時間をかけながらゆっくり比較検証していきたいと思います。材料についても、納得のいくものをきちんと選びながらそろえていきたいと考えています。経過はこちらのカテゴリにまとめていきますので、マスク手作りや購入の際の参考にしていただければ幸いです。

<製作にあたって>
「布マスク」って効果あるの?
そもそも「マスク」をつける意味はあるの?
この数ヶ月テレビでもネットでも世間話でも度々繰り返されている話題だと思います。

布マスクは感染予防について科学的な根拠は無く
あくまでも咳エチケット、ほこりよけ、乾燥予防等の目的でお使いいただく物と考えています。
詳しくは日本衛生材料工業連合会のHPをご覧下さい。

しかし政府の方針として示されているように、「咳エチケット」という観点からマスク着用は推奨されています。
マスクが無い場合はハンカチを口に当てるだけでも良いそうです。
今後、使い捨ての高性能マスクも手に入りやすくなれば、布マスクの役割はハンカチと同じ程度ということになりそうですね。
使い捨てマスクも布マスクも、季節やシーンによって上手に使い分けしていけたら良いのではないかと思います。

はんてん屋としては、今後マスクの製作とキットの提供をする際に、基本方針として以下の提案をしたいと思います。

・身体や環境への負担を少なくするため、素材は出来る限り天然素材(土に還る)を。
・マスクづくりを手作り(針しごと)を楽しむきっかけに。
・乾燥予防にはぜひ真綿入りのマスクがおすすめ!



*今後の状況によっては方針を変更する場合もありますのでご了承下さい。

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