「”木綿わた”と”真綿”はどちらが暖かいでしょうか?」というご質問をいただくことがあります、
それぞれ暖かさに特徴があって、はっきりとお答えするのが難しいのが正直なところですが、
あえて例えると「木綿わた」はおふとんにくるまれたようなしっかりとした暖かさ、
「真綿」はふわっとした優しい暖かさ、という感じです。
ご質問いただいた際には、それぞれの特徴や目的によって、ご紹介・ご提案させていただいております。

真綿(まわた)ぽかぽか

「真綿」は繭を煮て手で伸ばして作る絹の綿です。
暖かいのはもちろん、軽くてしなやかなのにとても丈夫、
柔らかくて肌触りも良く、蒸れにくいという特徴があります。

日本では古代から高級品として珍重されてきましたが、
江戸時代頃に木綿(コットン)の栽培が普及すると
区別するために絹のわたを「真綿」というようになったそうです。

ちょっと昔まで日本各地で養蚕は盛んだったので
くず繭から作る「真綿」もさかんに作られ、暮らしの中で使われてきました。

使い方いろいろ

1、そのまま使う
防寒用に背中に入れたり、首に巻いたり、、。痛いところや術後の傷のケアにも良いそうです。
その他、桶の穴を塞いだり貴重品をくるんだり。アミノ酸が豊富に含まれているので美容にも!

2、中綿として使う
伸ばして何枚も重ねてふとんやはんてんに入れて使います。きれいに伸ばすには熟練の技術が必要です。

3、糸にする
真綿から糸を作り織った布を「紬」と言います。結城紬などが有名で、暖かくて丈夫です。
最近では太めの糸にして編み物にしている方もいます。

*真綿を扱う時の注意点
真綿の原料である繭は、蚕の吐く1本の長い糸から出来ています。糸が細くてはりがあるため、中綿として使うと綿玉となって表に吹き出てしまう事があります。ひっぱるとどんどん出てきますので、はさみで切るか、中にひき戻して下さい。
中綿にする場合、表地には目の積んだ絹織物(紬、羽二重など)、二重ガーゼなどがおすすめです

●真綿入のはんてんやちゃんちゃんこをご希望の場合は、表地には紬、裏地に羽二重、中綿には吹留真綿の使用をおすすめしております。
ご希望の際はこちらから、またはメールにてお問い合わせ下さい。(参考価格:はんてん30,000円〜)

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